0: other side

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「俺が聞いてやろーじゃないの」 祐は一人で意気込んでいる。 そんな祐を見た星夜はため息をついた。 「なぁ…祐」 「ん、何?」 星夜は息を吸ってから言った。 「何なんだよ、廊下にいる人の多さ!何、この教室になんかあるわけ!?」 ほぼ叫ぶように言った星夜の勢いにのけ反った祐。 そう、星夜と祐がいるこの1年2組の前の廊下には、沢山の人がいたのだ。 そして、こちらを見ている。 「何かって言うより…お前じゃね?」 「はぁ…?」
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