0日目

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  「…おい、校庭のチア達衣装着てるぜ…」 「…マジ?おぉ…!スゲー…」  なん……だと!?  窓際の前で小声で話している男子二人の話を私は目ざとく拾った。  流石、私の耳、人外超えてるな。 「…~それから、大事な~…」  すまん、先生。  私の意識は校庭に向かう。  本能のままに生きると誓った私を、………許せ。  そして、校庭へ目を向ける。 「……いい…」  恍惚の表情で呟いて、校庭の女の子達に見入る。  あぁ、何て素晴らしい。  走るたびに、揺れる胸を持つ女の子。  良い、良い。  あれは、一年生か…要チェックだ。  しかし、あのコンパクトな胸を持つ娘は、控え目な雰囲気が素晴らしい。  あれも、良い。  しかし、衣装は些か露出が多いな。  グッジョブ!!  ………たまらんっ!!  伸びに伸び放題になる鼻の下。  そんなことを気にせず、周りがどん引きしてることすら気にせず、私はどっぷりとヤラシイ目で校庭を見続けた。  
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