マンホール

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学校へ行く途中。私達がいじめている子が道にいた。 その子は、何が楽しいのかマンホールの上で笑いながら飛び跳ねている。 「9……9……9…」 私は気になってその子に聞いた。 しかし、質問には答えずに跳ね続けている。 段々イライラした私は、自分もマンホールを跳ねたら分かると思い、その子を突き飛ばしてマンホールを飛んだ。 突き飛ばされた子は、早い作業でふたを開けた。 いじめている子が落ちたのを確認したあと、マンホールのふたを閉め、また飛び跳ね始めた。 「10……10……10…」
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