お願い

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ある時、私が道を歩いていたら、お星様が見えた。 お星様はどんどん近づいてきて、私に言った。 「何でも願いを叶えてあげる」 私は迷うことなくこう言った。 「家族を消して!!あんな家族いらないわ!!」 「分かった。後悔しないでね」 お星様は言った。 とても軽やかな気持ちで家を開けるとそこには… 「あんた!!今までどこに行ってたの!!」 「役立たず!!あんたなんか死んだ方がましよ!!」 「本当にねがいを叶えてしまったの?」 お星様に聞いた。 「もちろんだよ」 「願いを変えることはできるの?」 お星様は答えた。 「もう無理だよ」 私は泣き続けた。
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