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愛美「いや、"ナカ今日は髪結んでるなぁ~"と思って」
私「はいっ、邪魔だったんで…」
先ほどの佑海と、まったく同じ事を言われた…。
私〔そんなに私が髪結ぶの珍しいか…?〕
私は1人そんなことを考えていた。
すると、中津さんが再び女子の輪に近づいてきた。
先輩と何か話していたが、私はまったく気にせずストレッチをしていた。
その時…
中津「ナカ、今日の髪型可愛いね」
サラッとそんなことを言ってくる中津さんに、私は何て返せばいいのか分からなかった…。
私「アハハッ…髪型…ですか…?」
ぎこちないその笑顔と発言に、私どころか周りの皆まで苦笑していた。
中津さんはそんなこと気にもせず、先輩と再び話しだした。
私〔この髪型、まったく可愛いと思えんのだけど…〕
中津さんも、"いつもと違う外見だったからそんなことを言ったんだろう"と、深くは考えなかった私。
しかし、この後またあんなこと言われるとは、この時の私は思ってもいなかった―――…。
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