第1章

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ここは生徒会室前。 陽と恭平は説明をしている間に着いていたらしい。 陽はドアをあける。 陽「おはようござ…?「おはよ!!陽!」 陽「おはようございます。凜先輩。」 今、陽に抱きついてきたのは2年生の倉坂凜(クラサカリン)。書記を努めている。 凜「陽って抱きごごち最高だよね…。」 陽の体に頬擦りをしながら言う凜。 陽「離れてくださいよ…。」 凜「やーだ♪」 ?「いい加減にしなよ…。陽が困ってるでしょ?」 今のは、倉坂廉(クラサカレン)。生徒会の書記であり、凜の弟だ。 廉「離れないと…怒るよ。」 凜「離れます!」 陽「ハー…。 ありがとうございます! 廉先輩。」 廉「どういたしまして…。」 ふと、恭平は周りを見渡し始める。 恭「会長と副会長は?」 凜「まだ来てないよ♪」 陽「へぇー。 珍しい…。」 どうやら、生徒会には後、2人のメンバーがいるようだ。 コツコツコツ 凜「あっ! 噂をすればなんとかってやつだねぇ。」 ガチャ ?「おはよう。」 ?「おはよう。 諸君。待たせてすまないね。」 最初に挨拶した素っ気ない声の持ち主は永野蒼(ナガノアオイ)。生徒会の副会長だ。 次に挨拶した偉そうな男は相馬ロウ(ソウマロウ)。この学園の生徒会長を努めている。 恭「おはようございます。」 凜「おはよ!!」 廉「…おはようございます。」 陽「おはようございます! 今日はなんで集まることになったんですか?」 ロ「それはね…。」
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