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ここは生徒会室前。
陽と恭平は説明をしている間に着いていたらしい。
陽はドアをあける。
陽「おはようござ…?「おはよ!!陽!」
陽「おはようございます。凜先輩。」
今、陽に抱きついてきたのは2年生の倉坂凜(クラサカリン)。書記を努めている。
凜「陽って抱きごごち最高だよね…。」
陽の体に頬擦りをしながら言う凜。
陽「離れてくださいよ…。」
凜「やーだ♪」
?「いい加減にしなよ…。陽が困ってるでしょ?」
今のは、倉坂廉(クラサカレン)。生徒会の書記であり、凜の弟だ。
廉「離れないと…怒るよ。」
凜「離れます!」
陽「ハー…。 ありがとうございます! 廉先輩。」
廉「どういたしまして…。」
ふと、恭平は周りを見渡し始める。
恭「会長と副会長は?」
凜「まだ来てないよ♪」
陽「へぇー。 珍しい…。」
どうやら、生徒会には後、2人のメンバーがいるようだ。
コツコツコツ
凜「あっ! 噂をすればなんとかってやつだねぇ。」
ガチャ
?「おはよう。」
?「おはよう。 諸君。待たせてすまないね。」
最初に挨拶した素っ気ない声の持ち主は永野蒼(ナガノアオイ)。生徒会の副会長だ。 次に挨拶した偉そうな男は相馬ロウ(ソウマロウ)。この学園の生徒会長を努めている。
恭「おはようございます。」
凜「おはよ!!」
廉「…おはようございます。」
陽「おはようございます! 今日はなんで集まることになったんですか?」
ロ「それはね…。」
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