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ロ「…仕事ができたからだよ!」
・・・。
その場が沈黙に包まれた。
蒼「何当たり前のこと言ってんだよ。バカ。ロウは面倒な奴だから俺が説明する。 実は先生から何かイベントを開催してくれ。という依頼を受けているんだ。それの〆切が今日だから、慌てて皆を呼び出したんだ。」
恭「質問があります。 蒼先輩はいつそれを知ったんですか?」
蒼「昨日だ。」
恭「やっぱり…。」
陽「ち、ちょっと待って。2人だけで納得しないで俺らにも説明してよっ!!」
蒼「1回しか言わないからよく聞け。つまりロウは前々から先生の依頼を知っていたのに、俺達に言わなかった,ということだ。」
陽「何がやっぱりなの?」
恭「蒼先輩はすごいしっかり者だろ? こんなミスをする訳ない。だからロウ先輩がミスったんだろうって推測したんだ。」
凜「恭くんすごい!!」
ロ「…盛り上がっているところ悪いんだがね…。 仕事しようよ…。」
蒼「お前にそんな事を言う資格はない。」
ロ「うぅ…。」
陽「期限今日までなんですよね? じゃあ急がないと…。」
廉「はやく終わらして寝たい…。」
廉の一言をきっかけに全員が動き始めた。ロウは社長が座るような椅子に、蒼はロウの近くのソファ、凜・廉は蒼が座ったソファの背もたれ、陽・恭平は向かいのソファに座った。
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