―翔音(ショオン)―
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こいつはオレの妹、彩華(イロハ) 年長組になってから少し不安定になった。 彩華 「おにさんがいろのことおいかけたの」 毎朝ぐずつきながら起きてくる。 翔音 「そっか それは怖かったな」 抱き上げて背中を撫でると、落ち着いたのか満足げにオレの髪をいじり始めた。 彩華 「えへへ~ かっこいぃ~」 オレは彩華が泣き止んだことを確認して下ろし、制服を正して玄関に向かった。 .
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