別れ

12/14
前へ
/30ページ
次へ
次第に周りに人が集まり出し、心配して声を掛けてくるが、俺はその霊に恐れを抱き、声すら出せなかった。          「…コロス…オマエ…コロス」         女の霊がそう発すると、ユラユラと俺の近づいてきた。          子供心に本当に殺されると思った。         俺は、心の中で叫んだ。    (助けて…ジョン!)       と……。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加