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城内に入る。
「んじゃ、ここでお別れだな」
キャロがシュリに別れを告げる。
男女共同部屋は存在しない。
正式な場所で不埒な事はさせません。
「今度抜け出したら、ただじゃ置かないからね!」
シュリが念を押すように注意する。
しかしここでキャロ。
からかいたくなったのか、煽る。
「なにをするんだい?(笑)」
笑いまじりにシュリに対して挑発した。
すると、シュリの右手がキャロの顔面に向かって飛んでくる。
「おおっ!」
予想外であったが、運動神経を生かし、なんとか横へと交わす。
しかし、バランスを崩し、床に倒れてしまった。
「次は外さない!!!」
初段の攻撃を終了したシュリが迫ってくる。
目がメラメラだ。
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