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「最近、ギルドについて悪い噂を聞いてないか?」
エレインが司会だ。
ギルド?街にしょっちゅう行ってるオレも悪い噂は聞かない。
それはみんなも同じのようだ。
「そうか、表沙汰にはなってないか…」
エレインが続ける。
「最近、一部のギルドで薬の密売が目撃されている。住人に被害を出すかもしれない。君達で調べてくれ」
エレインはそう言うとホワイトボードを取り出す。
「ここに割り振りが書いてある。レベルに合わせて割り振ってある。健闘をいのる」
エレインはそう言い残すと、部屋を去っていった。
多分一番隊は城の警備に回るのだろう。
「えーと‥二番隊は…」
キャロは自分の割り振りを確認するためにホワイトボードに近づいた。
ホワイトボードにはこう書かれていた。
二番隊…ギルド《サーベルスカイ》
ギルドランク…28位
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