謎の薬

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「両翼の部隊、窓から進入!後方部隊、魔法で援護、前衛は俺と一緒に来い!」 キャロの指揮が皆に伝わる。 士気はもう騎士団にしか傾いていないだろう。 「火のように…バーンストライク!!」 魔法を放ってくる。中級呪文だ。 炎の竜がキャロ目掛けて飛んでくる。 「ブリードアクア!!」 キャロの後方から声が聞こえたと思う瞬間、後ろから水の竜が飛んでくる。 後方の魔法部隊、そうシュリだ。 炎と水の竜は互いに相殺仕合い無へ消えた。 それを確認したキャロは、風のように相手の元へ駆け出す。 すぐに間合いが詰まる。 「あばよ!」 キャロの剣が相手の腹を斬る。 戦闘不能。 すかさず次の相手の元へはしる。
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