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「ぬいぐるみ……、じゃないの?」
「え?あ?いや……
そういう訳じゃないけど……」
穂瑠は未知の生物の妖精さんだとは言えず、ぬいぐるみかしゃべるはずはないと小声でいうと少女はゼルをそうっと取り上げる
「うきゃー
穂瑠ちゃま~」
ゼルは相変わらずこんなピンチでも楽しんでいるようだ
「あなたは何?ぬいぐるみ?」
穂瑠はさっとゼルを取り返し、開き直ったかのように少女の目の前にゼルを近づける
「ゼルは妖精さんだぜ~」
「妖精さん?」
「シュガーランド王国の妖精さんだぜ~」
少女は嬉しそうに笑う
「どうして妖精さんはここにいるの?」
「ゼルはシュガーランド王国を助ける伝説の戦士プリキュアを探しに来たんだぜ~」
「何それー
テレビのヒーローみたあなの?」
少女は楽しそうにゼルと会話をしているではないか
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