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「う~!
決まった!今回のポーズなかなか決まっとーと!
え~な~、なんかヒーローって感じがするんちゃう?」
なにやら興奮気味にマフィンがジタバタしている様子をジューシーが宥める
「ちょっと、マフィン……」
「せやな~、忘れてたけ
穂瑠~
大丈夫かえ~」
マフィンが後ろを振り向くと陽気に手のひらをひらひらさせている
「また、おまえたちか!
仕方がない
今日はいつもより3割増し
できればここでくたばっちまいなー!」
女がカラシネアの姿になると、胸元から紫の小瓶を取り出す
蓋をはずすと赤色水滴が二滴ベンチに滴り落ちる
「ヒぃ~ハぁ~
カライナあ~」
ベンチが巨大化すると、恐ろしい顔が浮かび上がり手足が生えてきた
「な、何?」
「どっひゃ~
今回はどえらい大きいとちゃいますかー
穂瑠、あかん
その子連れて、どっか逃げ~」
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