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「今だよ、カライナー
早くやっちまいな」
カラシネアが結友たちを指さすと、カライナーは雄叫びをあげながら二人に襲いかかる
「おわっちょ!」
二人はプリキュアの姿ではないが、体が覚えているのだろう
ギリギリ、スレスレのところでうまくかわしている
だが、かといってこの状況を解決できているわけではない
変身がとけてしまったからか、穂瑠たちを守っていたオレンジの光もうすくなり時折折れた枝などが飛んでくる
「どうしよう……
どうしよう、ゼル」
穂瑠はポケットからパクトを取り出す
「コアストーンがあれば助かるぜ~」
ゼルが力なく答える
「ねぇ、さっきから言ってるコアストーンってなに?」
「コアストーンっはコアストーンだぜっ」
「いやいや、それってなんなのよ
それがあるとどうなるの?」
「ゼルたちのプリキュアパワーはコアストーンがないと疲れるぜ
コアストーンはゼルたちのパワーの源なんだぜ
コアストーンがなくてもプリキュアにはなれるぜコアストーンがないとすぐプリキュアパワーがなくなるぜ……」
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