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「えぇー?
いやいや…なんなのよそれ
聞いてないよぉ
じゃあ、結友さんや美勇さんはどうなるの?
もう変身できないの?」
穂瑠はゼルの脇を抱えると、思いっきり前後に降る
「ゼルに言われても……無理だぜ……」
「そんな~……」
穂瑠の不安が増長されるように、結友や美勇にも疲労が見え始め、動きにキレがなくなくなっていく……
「ごめんなさい、結友さん、美勇さん……」
変身できない自分の不甲斐なさを感じ、穂瑠は地面に座り込み、涙がこみ上げる
結友も美勇ももう限界を感じた時だった
「やめてー!カラシネア様!」
大きな叫び声が聞こえたかった思うと、カライナー一瞬にして消えてしまった
驚いた者たちが声の方に振り向くとそこにいたのは花椒であった
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