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「プリキュアは4人いるんだぜ」
「4、4人?!」
「そうだぜ~」
ぬいぐるみがニッコリ笑う姿もこれまた可愛いらしい
「愛の戦士、希望の戦士、絆の戦士、勇気の戦士だぜ~」
「へ、へ~」
4人もいるなんて様々なカラーで分けている、昔テレビでみた戦隊もののように思えてきた
やはり、これは誰かがみている夢なのか
実は自分が主役をやるドラマであの電信柱の向こうには監督が待っているのではないか
カメラやマイク、証明を携え穂瑠を待ち構えている気すらしてきた
「ゼルは愛のスプーンを守る妖精だぜっ
ゼルのプリキュアは愛の戦士になるだぜ~」
それってつまり
「私が愛の戦士、プリキュア?!」
「そうだぜ~
ついでにテルも探しても希望の戦士を探すぜ☆」
ぬいぐるみはまたもや鞄の中から少し顔だす
どうやら手提げは穂瑠がぬいぐるみを隠すための移動手段と勘違いしているようだ
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