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「大丈夫!任せとき~」
1人が顔だけこちらに振り返ると、もう一人がニコリと微笑んだ
まかせとき、ってそういう場合ではないように思えた
あんな得体のしれないものを一体どうするつもりなのか
彼女達も逃げなければならないはずなのに
俄然と立ち向かう突然の来訪者に、男も驚いている
「お前たちは誰だ!
何者だ!」
「誰だだれだといわれたら、教えるさかい
耳の穴かっぽじってよくききや~」
「ちょっとマフィン」
一人の少女が勢いよく出て行くと、それを制するようにもう一人の少女が声をかける
だが、相手はきく耳持たず
「ジューシー、あれ行くで」
意気揚々としている少女に対し、半ば呆れ顔で二人が並ぶ
「幸せを奪う略奪者よ!」
「たとえお天道様が許しても」
「「私たちプリキュアが許せない!」」
穂瑠は我が目と耳を疑った
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