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「仲間の邪魔はさせへんで」
少女達が男の前に立ちはだかる
「同じように粉々にしたろうか?」
少女が一歩足をひき、膝を落とし先ほどと同じ構えをとると、男は舌打ちするときえていった
「今のはハラペーニョっていう幹部かしら?」
「そやな、みたことない顔やったし
コ将軍より弱かったで」
少女はガッツポーズしながら背後を振り向く
「まあ、うちかやっつけたで~
あんたらも大丈夫か~?」
二人が当たりを見回すと、道路や塀が滅茶苦茶になっているだけで穂瑠の姿はなかった
「お友達になりたかったけど、無事に逃げたのならよかったんじゃない?」
「そやな、あの制服じゃ
明日あたり待ち伏せするか」
二人は顔を見合わすと微笑んだ
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