なになに、それって知らないよ

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確かにそうなのだが、こうしてわかりあえるのが穂瑠にも一番腑に落ちる考えなような気がした 頑なに否定しても頭では否定することを“否定”していた あと、は穂瑠の心次第だったのだ 「そっちだって私の名前を呼ぶのは初めてじゃない?」 「ゼルは初めてじゃないぜ! ハラペーニョに捕まったとき何度も“穂瑠ちゃま~、助けて~”て叫んだぜ?」 …… 確かにゼルはこちらに向かって大きな声で叫んでいた あのゼリーの中は空気だけでなく、音も遮断してしまうのか…… ふと、スライムのような物の中で息ぐるしくなったことを思い出すと背筋が凍る 「だけど、もう、大丈夫だぜ☆」 穂瑠の不安を察したのかゼルは穂瑠の顔を小さい腕で抱きしめる 「なぜなら、穂瑠ちゃまにはコレをプレゼントするぜ! ハラペーニョがやってきたら穂瑠がプリキュアになるぜ~!」 「えぇ~!」
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