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「ちょっとゼル!なんであなたぬいぐるみになってるの?」
母親が部屋に入った途端微動だしないゼルを問い詰める
「ぬいぐるみってなんだぜ?」
ゼルはまた先ほどのように動きしゃべり出す
「え、ぬいぐるみ?
しらないの?」
「りゅ?」
穂瑠は棚からいくつかのぬいぐるみを取り出してゼルにみせる
「かわいいぜ~
穂瑠ちゃま、これがぬいぐるみ?」
ぬいぐるみがぬいぐるみに向かって言っていてもシャレにならないジョークに見えた
「あなたもぬいぐるみだよ」
「ありかとだぜ~」
別に誉めたわけではないが、ゼルは穂瑠のぬいぐるみ=可愛いと勘違いしているよいだ
「でも、ゼルはいつもと変わらないぜ
もしかしたら、ゼルは妖精だから王国の人達やプリキュアとしかしゃべれないぜ」
「つまり、それって」
「ゼルは幸せのスプーンの加護を受けたものしかはなすことができないぜ
だかは、穂瑠ちゃまはプリキュアなんたぜ!」
「え~!」
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