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「それがスプーンの加護をうけた穂瑠ちゃまの真実の姿だぜ」
真実の姿……
「これがプリキュアに変身した私?」
穂瑠は鏡に映る今の自分とは異なる姿をしげしげ見つめている
普段の自分なら、やらせのCGや偽物の画像など信じなかったに違いない
「パクトは優秀だぜ
そこの鏡になりたい姿を映し出せば願いがかなうぜ」
穂瑠の顔がふと明るくなる
「じゃあ、花嫁衣装が着たいと思えば着れるのね」
ゼルは一瞬困惑する
「なんだかよくわからないけど、穂瑠ちゃまの真実の姿ならパクトは応えてくれるぜ」
それって、むやみやたらに変身できることではない、と穂瑠は理解した
つまり、シュガーランド王国を助けるのに必要な場合プリキュア以外に変身できるということだろうか
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