なになに、それって知らないよ

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「おはようさーん」 穂瑠はだれとなく向けられたら挨拶が、自分への挨拶だったことに気づくのに少し時間がかかった 「え?私?」 振り返りとそこに同じ顔をした二人が立っていた 「あの……」 まったくの水知らぬ二人 どことなく雰囲気が違う二人だが、顔のパーツが同じなため二卵双生児だろか リボンタイをみると青色なので、2年生だとわかった なぜ2年生が自分に用があるのが不思議だった 「あの~、何か?」 穂瑠が恐る恐る問いかける 「なんや~、わからへんの? うちや、うち」 ポニーテールの少女がその親しみを込めるのにもほどがあるほど馴れ馴れしく話かけるではないか 「ちょっと結友、少し強引じゃない? 困惑してるわよ?」 「構わへん、構わへん」
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