なになに、それって知らないよ

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ランニングをしていたグループから一人の少女がこちらにむかってくる 「やべ、見つかってしもた…… ほな、行くで美勇!」 「え?」 なんだか穂瑠は豆鉄砲をくらったかのように突然やってきた嵐が急に去っていく光景に驚いてしまった 「ちょっと結友~! 朝練さぼんなー! 次スタメンはずすぞ~」 「いや~、それは堪忍な~」 「ごめんなさいね、部長さん 結友いいだしたらきかなくて……」 同じ顔した少女がこちらに向かってきた人物に謝っている 同じ環境で育った二人なのにこうも違うのかと穂瑠はあっけにとられていた 「ま、結友はサボる子じゃないから驚いたけど何かあたん?美勇ちゃん?」 「まあ」 ミュウと呼ばれた少女はチラリと穂瑠に視線を送る 「スカウト、かしら?」 すると部長さんが目を輝かす 「何?この子? 君バスケ好きなん?」
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