なになに、それって知らないよ

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放課後の帰り道、ゼルが目を覚ましパクトの中から顔だけを出す気味の悪い格好している 穂瑠は朝の道路の不思議をゼルに話す 「それはキャンディーストーンの力かもしれないぜ~」 「それって、前言ってた“人の幸せって気持ちを具現化した石”のこと?」 穂瑠はゼルが昨日言ってた内容を思い出す 「そうだぜ~ 幸せを具現化した石だぜ☆ だから、人が“こうなったらいいな”と思う想いがキャンディーストーンの想いの強さによって願いが叶うぜ」 「それって便利ね じゃあ、なんでも願いが叶うわけ?」 「それが真実の願いなら、だぜ~」 でた、また真実の願い…… 全て叶わないのもなんだか癪にさわる気もした 穂瑠はふと、瀕死のとき握らされた物がキャンディーストーンなのではないか、と思い出す プリキュアの二人が穂瑠を助けたい、という想いでできたキャンディーストーンが異常なまでに早く回復させてくれたのかもしれないと思った
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