無理無理、それって意味ないじゃん

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またもや昨日の続きだろうか それとも既視感か いやいや昨日と同じ夢をみているだけなのだろうか 穂瑠は通学路を全力疾走する そして巨大化したガードレールが、凄まじい速さで穂瑠に襲いかかる 「ゼルー!どうしたらいいのよ?」 「だから、早くテルを見つけてくださいって行ってるぜよ~」 「見つけるって、そういう意味だったの~! 早く言ってよぉ~」 昨日の全力疾走で半ば筋肉痛な穂瑠の足はもうすでに一歩前に出すのでさえやっとだった 徐々に足の動きがゆっくりになり、穂瑠の息があるくなる 「ゼル、もう無理……」 元々運動が好きでない穂瑠はすでに肩で息をしている たいした距離をはしっていないのに、もう、フルマラソンを走り終えたような疲労感だった 穂瑠は道路に座り込んでしまった 巨大化したガードレールの手が穂瑠に向かい伸びてくる
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