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「なんだお前たちか……」
女は見慣れた二人をみて残念そうに肩を落とす
「なんや~、その態度!
どないつもりやねん
せっかく来たんやから自己紹介させてーな!」
「ちょっと、マフィン
優先順位が違うでしょ」
「そんな~
気分が乗らんよ~
ヒーローっぽくないんじゃ」
なんだかどーでもよいことで正義の味方がふてくされてはしょうがない
女も穂瑠もただ、呆れて見ているしかなかった
「助けるのは昨日のお嬢さんだし、カラシネアとはいつも戦ってるから今更いらないでしょ!」
そういうと、一人の顔つきが変わりガードレールに向かい足を高く蹴り上げる
激しい爆音と共にガードレールがひっくり返る
「大丈夫?」
オレンジの光の前に少女が飛び降り、背中で尋ねた
「は、はい」
「たぁぁぁ」
頭上でもう一人関西弁らしい方言を使う少女が、姿が変形さた女と肉弾戦を繰り広げていた
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