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妖精が二人もやってきて、言葉を話すカンガルーに穂瑠は混乱して叫びたい気持ちでいっぱいだった
「ヤック、もう帰らないと
マフィンのところに行って」
「ジューシ」
ふと先ほどの少女が現れると、オレンジ色の妖精が走りだす
「人を邪魔もの扱いせんといて」
穂瑠が後から来た少女をみると驚いた
なぜならよく見ると二人は同じ顔をしていたからだ
同じ顔……
双子?
穂瑠は何かそのキーワードに引っかかりを覚えた
「別に邪魔もの扱いしているわけではないわ
でも、朝練でなかったし、今も途中退室しているわけでないからいそがないと」
「わかっとるけ~」
手をそうヒラヒラさせると穂瑠、いやもう一匹のベージュの妖精に近づく
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