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「マフィン、行くわよ」
「いややわ~、中途半端で気持ち悪っ」
口では文句言いながら半ばあきらめたように穂瑠とは反対の方に去っていく
「ほな、明日は一緒にかえるけ~」
そういうと、二人は穂瑠が来た方向にとびさっていった
ふと当たりを見回すと、先ほどの戦いで壊れた道路が元に戻っていたことに穂瑠は気づいた
「すご……
ガードレールも戻ってる……
これもキャンディーストーンの力?」
「そうだぜ~」
明るくまんべんの笑みでゼルは応える
「さっきの二人の妖精はゼルの仲間?」
「そうだぜ~」
「昨日知ってた?」
「そうだぜ~」
穂瑠はちらりと横目でゼルをみる
「それ、私に言ってないよね?」
「そうだぜ~……あれ?」
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