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「ふーん、私聞いてないけど?」
ゼルは申し訳なさそうにあとずさると、穂瑠と目を合わすことができなかった
「でも、妖精からでないとパクトは受け取れないぜ
プリキュアが4人いることは教えたぜ
だから、穂瑠ちゃまはわかってたと思ってたぜ~」
そう言われるとなんだかゼルの方が正しい気もしてきたのは穂瑠の思い違いだろうか……
「ヤックは絆のスプーンを守る妖精だぜ
タックは勇気のスプーンを守る妖精だぜ
スプーンの加護を受けたふたりはプリキュアになるんだぜ~」
「で、私にはもう一人相棒がいないとプリキュアになれない」
「そうだぜ~」
愛くるしい笑顔でゼルは応える
「それは今さっき私にいったわよね?」
えもいわぬ穂瑠の不気味な笑顔にゼルはシュンととなる
「そうだぜ~」
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