無理無理、それって意味ないじゃん

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「は~、自分プリキュアになれなかったんはそういうわけやったんか……」 放課後、高等部の学生テラスで紅茶を飲みながら片手でストローを回し、穂瑠の話を聞いていた 「ちょっと、結友 ちゃんと話を聞きなさい 穂瑠ちゃんに失礼でしょ」 「美勇は“ちょっと、ちょっと”が多いけ~ オカンやないさかい、よう静かにできんか~」 先ほどから何を言っても聞く態度を変えない様子を見てため息をつく 同じ顔で双子まんざいだろうか そして後から知ったが“やばすぎる双子”として二人はかなり校内で有名なことをさきほど知ったばかり その有名な双子となぜ一緒にテラスでお茶をのまねばならないのか、穂瑠は自分の運命を後悔した 「あの、結友さん」 穂瑠は思い切ってポニーテールの少女にはなはしかける 「ええって、ええって 結友で みなそう呼ぶし、自分ら影でうちのことそうよぶんやろ?」
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