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噂嫌いな穂瑠の耳でさえそんな噂がなんとなく届いているヤバすぎる先輩双子
SHRが終わるやいなや、ズカズカと穂瑠の教室に入り、結友に連れ去られる様子をクラスメートは憐れみの目で見送っていた
穂瑠は恐怖と緊張で今にもかたまりそうな勢いだった
｢うちらは意気投合してパクトをもらったけ、変身できひんとはしらんかったな｣
さっきからグダグダしてた結友がさらにダラダラし、今ではテーブルの上に顎を置いている始末
｢意気投合って……
結友が勝手にやる気になっただけじゃない｣
｢なんや！なんや
根性☆友情☆優勝！
これ、乙女のロマンやで｣
いきなり結友のスイッチが入ったかのように急に喋りだす
｢はあ、ちょっと、結友
それ、乙女のロマンとは全然違うわよ｣
美勇は呆れって肩を落とす
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