無理無理、それって意味ないじゃん

30/30

27人が本棚に入れています
本棚に追加
/215ページ
さっきのは一体なんだったのか…… 今まで関わったことのないふぁっしょん、やへあめいく、など駆使し、中学生ででーとなんぞしてしまうのか、と穂瑠はぽやんと想像してみる 煌めく公園でのでーとや海辺で手をつないだり、ふぁーすとふーどなどに行くのだろうか、穂瑠はと考えてみた だが、でーとの方法、素敵なこーでぃねーと、楽しくお喋りをする方法など習っていない為、頭を思いっ切り降り、自分に置き換えた小さな可愛い妄想を振り払う 自分の不思議な行動を戒めるかのように固く手のひらを握りしめ、先ほどの少女が吸い込まれた教室を見上げる そこには1-Aと書かれており、穂瑠は大人びた容姿の彼女が同じ一年生であることに驚いた そういわれれば腕のところにある腕章が同じ色だったことに穂瑠は気がついた
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加