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守るものはないって
笑いながら僕は聞いていた
夢が濁ってきて
描いた未来 ぐちゃぐちゃになって
君は強がって 弱い
せっかちだから 勘違いも多い
相手に左右されて
浸かりっぱなし
心は裏切るけれど
世界は裏切らない
昔は有意義で充たされた日々
未だにその名残を忘れられず
誰かに頼る
冬の凍えよりも
寒くない空虚
そこに一滴のシミが落ちる
また君が餓えたように寂しくなる
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