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「…立候補します」
それにはクラス中が驚いた。それもそのはず、ソイツはあまり目立つタイプではなく、正直俺は話した事が１度もない。
多分、クラスのほとんどがそうなんだろう。
先生も驚いていた。
…オイオイ…先生くらいは、まともな反応してくれよ。
あ、紹介してなかったな。
ホワイトボードに名前を書かれたヤツが野神 圭吾(ﾉｶﾞﾐ ｹｲｺﾞ)、クラスのムードメーカー的な存在。
さっき立候補したヤツが、清水 正実(ｼﾐｽﾞ ﾏｻﾐ)。
コイツについては、さっき言ったので省略！
先生が早田 源次(ﾊﾔﾀ ｹﾞﾝｼﾞ)。気さくな先生で、生徒からの人望もそれなりには厚い。
で、結局文化祭委員は、圭吾と清水に決定した。
ホームルームが終わると、複数の女子が清水に群がった。
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