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「うーさみーなwwwwww」
「だwまwれw余計に寒いわwww」
「身体小さいからだろwwwww」
「言うなwwww傷付くwwww」
「うはwwごめすwwww」
黒い体毛の薄汚れた大きな犬。
黒と茶色の薄汚れた胴長短足の犬。
この街のスラムの片隅、二匹の犬が秋の終わり、寒がる所からストーリーは始まる。
「なーあれ見ろよwwww」
「どーしたしwwww」
「こwいwぬwがwおwわwれwてwるw」
「いや、笑うとこじゃねえよ。成犬として」
「うはwwwwwwww手厳しいwwwwwwww」
「そこの馬鹿犬っ!!笑ってる位なら僕を助けろ!!」
「「ちょwwwwテラ偉そうwwwwwwww」」
「どーします?wwwwww助けます?wwwwww」
「オレ疲れたwwwwwwチビ行けwwwwww」
「やwだwわwオレみたいなダックスがいったら死んでしまうwwwwお前行けし、クソシェパードwwwwww」
「うはwwwわかったwwwwww」
そう言うとシェパードはビルの非常階段を駆け降りる。
「おうおうおうwwwwww成犬が寄ってたかって仔犬を追いたてるたぁどういう猟犬だwwwwww」
「了見と猟犬かけたんすねwwwwwwわかりますwwwwww」
「真面目に助けろ!!」
「「何こいつらめんどくさい」」
「敵がwwww呆れたwwwwww」
「逃げろwwwwww」
シェパードは仔犬の首筋をくわえて、非常階段を再度駆け上がる。
「おい、てめぇ!!」
「待てこら、クソシェパードが!!」
「待てと言われて待つ奴おらんwwwwww」
「確かにwwwwww」
「痛い痛い!!もっと優しく運べーっ!!」
「「めwんwどwくwさw」」
三匹はビルの屋上から屋上へ飛び移って逃げる。
「さすがにここまでくればおkだろwwwwww」
「おkおk wwwwww」
「…はぁ」
「ちょwwww助けたのに溜め息とかwwwwww」
「感謝の言葉をプリーズwwwwww」
「お前何としてねぇwwwwww」
「うるさい!!笑うな!!」
「「おwまwえwのwがwうwるwさwいwがwなw」」
「う…」
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