第一章

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~夏~ 『あっつ~・・・つか、美香まだなのっ!?』 ちょうどこの日は、親友の加藤 美香(カトウ ミカ)と約束をしていた 『あ~・・やばい。 なんかクラクラしてきた・・・』 いつも通り約束の時間になっても来ない美香を待っていると視界がぼんやりしてきた――‥ まぁ、あたり前だろうけどね こんなむし暑い日に帽子も付けずに道に立っているんだから… 『本気でヤバいかも…』 意識が遠のいていくのが分かり心の中で美香に悪態をついていた そう、このときだった… 私と祐樹さまとの出会いは―――・・ 「君、大丈夫??」 いわゆる一目惚れだった *
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