~序章~日本の現実

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―日本は今危機にさらされていた ー東京ー 民主党代表=総理大臣岡田克也は悩んでいた TPP参加問題をパスし次は菅直人、前原誠司の汚職問題。民主党は解党の危機にあった。 「さて、どうしたものか」岡田が言うと、ふと思いたった。 「たしか親戚に頭のきれるすごい子がいたな、今は何歳だろう」それは甥っ子にあたる弓月創のことだった。弓月のことはこの後語ろう。 ー三重ー 弓月創は追い詰められていた。 「テストまで後何日だ?」と誰も居ないのに問いかける。 やはりどこの学生にもあるようにテスト勉強に終われているらしい。 弓月創、14歳中学校2年生、頭がきれ、頭の回転がいいのだが、しかし頭がいいのとは別である。 5教科460点台を推移し中の上といったところか。今、社会の勉強をしているらしい。創は社会は得意で過去に100点を出し先生に嫌味を言われたことがある。 「はぁ、早く公民分野に入ってほしいな。」 とほざいてみるがまだ半年は歴史分野である。 ここでなぜ公民分野に入りたがっているのか説明しよう。 創は過去に[自分の思う国作り]コンクールで優秀作になりそこから調子に乗っているのだ。だがこの才能が後で花を咲かせるとは知るよしもない。 なんて回想にふけているうちに2時間くらいが過ぎたから呼び声が聞こえる。 「創!!ご飯。」 母親らしい。今は8時、遅いくらいだ。さっさと食って寝ちまおう。 ー次の日ー テスト。相当やられたらしい。顔が死んでいる。「くそ、証明がでるなんて。」 それはそれで創が確認しないのが悪い。 創が通う学校では一日に9教科テストを行うので生徒からは悪魔の日と呼ばれている。 悪魔の日が去った。次は公民分野の研究会がある。そこで創の新日本改革案を出すのだ。次章から創の研究会編を政策で分けて紹介する。 To be continued... PS 東京の首相官邸編はしばらくお休みです。
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