始まりは突然過ぎる

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『今村おはよー。』 『おお!!大村氏おはようでござる。』 といつの時代の人ですかと言わせるような今村のいつもの挨拶。 と思いつつ下駄箱開ける。 そこにはなんか妙な手紙が入ってた。 『ははっ。彩も手が込んでるな。』 と思い笑いながら手紙を開く。 『なになに…。 お前の秘密は知っている。 全校生徒に知られたくなかったら下にある我の言うことを聞くべし?!』 と思わず声を大きくしてしまった。 みんなこっち見てる。 普通に恥ずかしい。 けど手紙が内容がイマイチわからん。 彩にしてみれば悪趣味過ぎる。 だから多分違う。 ぢゃぁ誰がなんの為に? というより何をしたのか思い当たる節がない。 単なる嫌がらせだろう。 その時の俺はそう思った。
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