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玄関開けたら沢木がいた。驚いて固まってたら、寄りかかってた塀からスウッと近づいて顔を寄せてきた。 沢木の精悍な男らしい顔呆然と眺めていたら、鼻をくん、って鳴らしてから離れて行った。 へ?何してんの沢木? 「どこ行くんだ」 「え?コンビニに、サイダー買いに…」 「よし。行くぞ」 「はあ…、はい」 あれ?何で?帰ったんじゃないのか?頭の中疑問符だらけにしながら、先を歩く沢木の後をついていった。
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