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ノンアルコールビールは止めて、コンビニでサイダーとアイス買ってまた外に出た。 寒いんだけど、そんなに寒くない。沢木が出てった後の、暖房効いた部屋のが寒かった。 「洋平」 「なんだ」 コンビニ袋をガサガサ言わせて歩く沢木の手を眺めた。 「恋人繋ぎ、して欲しいです」 駄目かな。暗いし。人通り無いし。俺、外で恋人繋ぎしたこと…ないんだよな。 深いため息が聞こえたから、ダウンのポケットに両手突っ込んだ。 「うそ。冗談だから」
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