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ロッカーにダウンしまって勉強道具取り出した。結局沢木は小林に奪われ、俺は寂しく独り教室に向かう。
開きっぱなしの扉抜けて自分の席ついて大人しく勉強。
俺友達沢木だけだから。
…寂しくねーし。寂しくねー。寂しくなんか、ないもん?ないんだからね?
「なあなあ」
後ろ振り返って仲良くないオタクな我妻に話しかけた。
「何かな」
「寂しくなんかないんだもん?」
「…寂しくなんてないんだからね」
「だよな」
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