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うちの高校なんかちょっと複雑な作りで、今一良くわからないんだよな。
迷子になりたくないから俺は沢木の後ろを歩く。沢木の腕には小林が張り付いてるからさ。
いいなー。俺も恋人の腕にぶら下がりたいなあ。恋人いないけど。振られたから。
「あ?お前ら付き合ってんだっけ?」
「やだもー当たり前じゃん」
嬉しそうだな小林。でも沢木は不機嫌になってるぞ。
「付き合ってねー」
「ドブス恭子はイタイ子でちゅねえ」
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