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うどん食い終わって沢木が茶碗洗ってるの無視してグラスに氷入れた。
ワイルドなターキーを睨み付けながら中身を注ぐ。
コプコプいいながら琥珀色の液体がグラスを占有していく。鼻につく芳醇なアルコールの香りに満足して、指マドラーで氷をくるくる回した。
いただきます。
「くうーキッチ。洋平呑もうぜ」
灰皿片手に戻ってきた沢木に、グラスを差し出す。黙って水を足す沢木と乾杯した。
「世界中のカップルに不幸を!」
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