3815人が本棚に入れています
本棚に追加
/541ページ
沢木の息子を撫でたら蹴られた。痛いし。ほんとけちくさいよな。
「じゃあちゅう。ちゅうして慰めて」
「とに…幸成、ダダ捏ねるなら帰るぞ」
あ、それは嫌。慌てて沢木から離れてソファーに正座した。
「帰んないで下さい」
グラスに酒を継ぎ足し、両手で暖めた。ワイルドなターキーの中身が無くなりつつある。
「…泣ける」
沢木は触らせてくれないし、あいつは今頃新しい相手とセックスしてるだろうし、俺ばかり不幸だ。ずりい。
最初のコメントを投稿しよう!