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並々注いでベランダに向かい、カラカラと窓を開けてフローリングに胡座をかいた。 日差しが強いな。冬晴れか。てか昼間から別れ話しってどうなのよ。 手にしたグラスをゆらゆら揺らし、中の氷が溶けるのをまつ。 グラスが冷えきった頃、ぐいっと呑んだらゲホッとむせた。 「キッチ…」 あー喉が焼ける。 グラスをその場に置いて、シンク横が定位置の灰皿と煙草を取りに行った。 その場で一本口にくわえてからグラスの元に戻る。
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