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「ジョークじゃん」 「言われた方が本気にしたらジョークになんねーんだよ」 わけわかんないから。 重箱重ねて袋に入れた沢木が立ち上がったので、一緒に立ち上がった。 「おい、禁酒と迂闊な口の件分かったんだろーな」 ギロリと睨み付けられたから頷いた。別に、怖かったわけじゃないからな。 「返事は『はい』だよな」 「…はい」 うう…やっぱり怖いです。なんで沢木っていつも不機嫌っつうか俺のこと虐めんだよ。泣くぞこん畜生。
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