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テーブルに乗せた椅子を下ろしながら言ったら、マスターが猫みたいに目を細めて笑った。 色気あるな。マスターそういやネコだもんな。俺マスターなら抱ける気がするんだけど。 「まあ考えとけ。それとも大学行くのか?」 「ニートな浪人生ですから」 笑って誤魔化したら頭をくしゃりと撫でられた。せっかくセットしたのに何をしてくれるかねへいマスター。 「聞き流してやるから言え。幾つだお前は」 へいマスター。マジですか。
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