一年戦争編③

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一年戦争から三日後 アキラは兄と一緒に住んでるマンションに居る。 羽山アキラ 「やっと、張れが消えた。」 アキラは馬鹿高校の制服着ながら、洗面所の鏡で見ている。 羽山アキラ 「よし、行くか。」 馬鹿高校に向かう。 羽山兄 「今日は日曜日だぞ、学校は休みのはずだが?」 羽山兄はアキラに言わずにそのままにしとく。 ~馬鹿高校正門前~ 羽山アキラ 「あれ、何で門が閉まってるんだ?」 アキラは時間の確認の為、携帯を見る。 羽山アキラ 「……。」 (今日、日曜日じゃん) アキラは携帯に映っている曜日を見る。 羽山アキラ 「だから、学校が静かなのか。」 アキラはいつも騒がしい学校が何故、静かなのかを考えていた。 羽山アキラ 「帰るのもあれだからな……あの店でも行くか。」 アキラは駅の方に向かう。 アキラは駅前の公衆電話に寄り掛かる。 羽山アキラ 「確か、ここら辺にあったはず……。」 周りを見回してると、豚骨のダシの匂いが沸いて来る。 羽山アキラ 「あの時、感じた匂いだ。」 アキラは匂いが沸いて来る店の前に止まる。 羽山アキラ 「紅山虎?」 アキラは少し開いている扉を開け、恐る恐る店に入る。 店主 「いらっしゃい、初めてかい?」 羽山アキラ 「はい。此処ってラーメン屋さんですか?」 店主 「そうだよ、何食べる?」 羽山アキラ 「そうだな……豚骨ラーメンでお願いします。」 店主 「はいよ。」 店主は豚骨ラーメンを作りはじめる。 羽山アキラ 「やっぱり、良い匂いだ。」 アキラは店内を見てると、お客が一人入って来る。 店主 「いらっしゃい。おお、久しぶりじゃねぇか。」 お客 「久しぶりっす。おっちゃん、いつもの。」 店主 「はいよ。」 アキラは店主とお客の会話を聞いていると…… 羽山アキラ (俺もあんな風に言いてぇ) アキラは心の中で叫んでいる。 お客 (ん?あの制服は確か……) お客はアキラの隣に座る。 お客 「ちょっとすまないが、馬鹿高校の生徒だよね?」 お客はアキラに尋ねるのであった。
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