クーデター編①

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翌朝 ~馬鹿高校正門前~ 羽山アキラと矢来大地が今後の事について話しながらやって来る。 矢来大地 「これからどうする?」 羽山アキラ 「ひとまず、犯人探しをしようと思う。」 矢来大地 「犯人探し?先輩達が話せる状態なってから行くのか?」 羽山アキラ 「いや、犯人は何かしらまたやると思う。」 矢来大地 「って事は、三年生を狙ってるのか。」 羽山アキラ 「おそらくな……。」 二人が正門前に着くと、二人を待っていたかの様に横から四人の生徒が出て来る。 矢来大地 「お前らは……。」 生徒 「頼みがある。俺らをお前らのチームに入れてくれ。」 四人の中で1番強そうな生徒が頭を下げる。 矢来大地 「どう言う事だ、成井裕。」 成井裕 「俺達は矢来に一瞬でやられた者だが、お前ら二人の決闘を見て、考えを変えた。」 矢来大地 「成井は確か、八木田さんの派閥だよな?他の奴らだって、派閥に入っているはずだ。」 成井裕 「俺らはそれぞれの派閥を抜けたんだ。それには、理由もある。」 矢来大地 「天城さんに報告したのか?」 成井裕 「ああ。天城さんには報告してある。好きにしろと言われたさ。」 矢来大地 「……。」 羽山アキラ 「大地、そう責めるなよ。これからは、よろしく頼むぜ。」 成井裕 「ああ。よろしく頼む。」 こうして、羽山・矢来チームには成井裕、関谷俊平、江藤元気、角田四郎が入ったのだった。 それから、時間が進み、昼休み…… ~馬鹿高校屋上~ 屋上にはアキラ達が集まっている。 関谷俊平 「これからどうするだ?」 羽山アキラ 「行動を起こす前に、気になる事があるんだよね。」 角田四郎 「どうして、三年幹部がやられたかだろう?」 羽山アキラ 「それだよそれ。」 江藤元気 「言われてみればそうだな、先輩達は馬鹿高校に来なければ、普通にトップにいる人達だ。」 羽山アキラ 「……やっぱり、そうか。」 六人が考えてると、屋上のドアから神谷ジンが入って来る。 神谷ジン 「お前ら、頭が悪いんだから考えなくて良いんだよ。」 羽山アキラ 「何かムカつく。」 神谷ジン 「知りたいんだろう?何で、先輩達がやれたか?」 羽山アキラ 「ああ。」
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